新型 Ninja 1100SX SE でSPA直入50秒台|サーキット実走インプレ

こんにちは、カワサキプラザ福岡東です。
皆さま、寒い日が続きますがバイクライフはいかがお過ごしでしょうか。

この記事では「スポーツツアラーでサーキットを本気で走ったら、印象は変わるのか?」そんな検証をお届けします。

今回サーキットに持ち込んだのは、2025年モデルとして登場したばかりの Ninja 1100SX SE
舞台は、大分県のテクニカルコース SPA直入 です。

本来ならパニアケースを付けて高速道路を優雅に流すのが似合うこのバイク。
「どノーマル」状態でタイムアタックを行ってきました。

そして結果は――

納得の50秒台。

その模様を収めたオンボード映像をYouTubeにアップしていますので、
お時間のある方は、ぜひ動画をご覧ください!

動画をご覧いただきありがとうございます!

今回の走行を通して改めて感じたのは、Ninja 1100SX SEが“ツーリングバイク”としてだけでなく、“走りを楽しめるバイク”としても非常に高い完成度を持っていることです。

カワサキプラザ福岡東では、こうした実走テストを通じて車両の本来の魅力を体感し、お客様にリアルな楽しみ方をご提案できるよう取り組んでいます。

それではここから、Ninja 1100SX SEのサーキットでの実力を詳しく見ていきましょう。

目次

新型 Ninja 1100SX SEをサーキットに持ち込んだ理由

なぜ今回、スポーツツアラーであるNinja 1100SX SEをサーキットに持ち込もうと思ったのか。
見た目はスポーツ寄りで、前傾姿勢なのかな?と思われがちですが、フルカウルモデルながらハンドル位置が高くアップライトな姿勢で楽ちんなんです。
パニアケースをつけてロングツーリング等で使われている方が主流なNinja1100SX。

そんなNinja1100SXをサーキットのスポーツ性能を試している人は少ないのかなと思うので、今回持ち込んでみました。

普段の快適な顔の裏側に、実はどれほどの高いスポーツ性が隠されているのか。
その「まだ知らないバイクの顔」を知ることは、オーナー様が愛車をもっと好きになるきっかけになり、バイクライフの楽しみ方を広げる材料になるのではと思っています。

SPA直入での実力を検証

  • 検証の舞台に選んだのは、カワサキと縁の深いSPA直入
  • リッターバイクのパワーだけでは誤魔化しがきかないコース

この検証を通して、私が体感したNinja 1100SX SEの「真の姿」をお届けします。

進化を遂げた 2025年モデル Ninja 1100SX SE の基本性能

コースインする前に、スペックについてライダー目線で重要だと感じたポイントをお伝えします。
2024年モデルのNinja 1000 SXからモデルチェンジを果たし、「1100」の名を冠したこのモデル、中身はさらに進化していました。

排気量アップで得たトルクの太さと扱いやすさ

1043ccから1098ccへの排気量アップ。
数字だけ見ればわずかな差に見えるかもしれませんが、実際にアクセルを開けた瞬間に「トルクの厚太さ」に違いを感じました。

低回転域からグワッと湧き上がるようなトルクがありながら、唐突さがない。
非常にマイルドで扱いやすい特性に仕上がっているので、サーキットでも躊躇なくアクセルを開けていけると思いました。

SEモデル専用装備の強み

SEモデルには

  • フロントブレーキ:ブレンボ製 M4.32モノブロックキャリパー
  • リアサスペンション:オーリンズ製 S46

が装備されています。

「SEの段階でノーマルと言えるのか?」という論争はさておき。
これらがスポーツ走行において良い仕事をしてくれます。

足元を支えるブリヂストン BATTLAX HYPERSPORT S23

今回のタイムアタックを支えてくれたもう一つの立役者が、2025年モデルから新しく新車装着用タイヤとなった「ブリヂストン BATTLAX HYPERSPORT S23」です。
前モデルまでの新車装着用タイヤのS22からさらに進化し、エッジグリップとトラクション性能が向上した最新のスポーツタイヤ。
(出典:BATTLAX HYPERSPORT S23|ブリヂストン

重量のあるNinja 1100SX SEをフルバンクさせても不安を感じさせず、Ninja 1100SX SEにはオーバースペックと思えるくらいのグリップ力でした。

実走インプレッション|走り出して数周で確信した「ツアラーの域を超える走行性能」

ここからは実際にSPA直入を走ってみて感じたことを、ライダー目線でお届けします。
走り出して数周で、「これはただのツアラーじゃない」と確信しました。
この章では、なぜそう感じたのかをポイントごとに解説していきます。

マイルドで有り余るパワーを持つエンジン特性

コースインしてペースを上げていく中で最初に感じたのは、スロットルを開けたときの出力の立ち上がりがとても穏やかなところでした。
コーナリング中、スロットル操作に対して神経質になりすぎなくていいんです。くぅ~

動画内で私が、「エンジン特性がすごくマイルドで、3速で回してても全然扱いやすい」と発言しているのがまさにこのことです。

普段街乗りで使う常用域はマイルドで乗りやすく、ひとたびスロットルを開けて高回転域まで持っていくとすごいパワーで、スポーツの顔が見えますね。

フロントヘビーが生む「絶対的な安心感」

SSモデルと比較すれば車重はありますが、走ってみるとその重さがネガティブではなくポジティブな要素として機能していました。

「フロントヘビーな分、フロントの接地感というか安心感はすごい」と動画で発言していますが、フロントタイヤが路面に食いついている感覚がハンドルを通じてしっかり伝わってくるんです。
これまでNinja1000がモデルチェンジをするたびに改良されてきたハンドルの切れ込みすぎる症状も
S23のハンドリング特性も手伝って、さらに改善されていました。

クイックシフターが気持ちいい

走っていて驚いたのがクイックシフターの気持ちよさです。
前モデルに比べて少し変わったような体感があります。

低回転でも高回転でもギアの入りがスムーズで、シフト操作がストレスになりません。
シフトタッチもさることながら、何よりも制御フィーリングの向上が素晴らしい。
前モデルに比べて、シフトアップ側のギクシャク感がなくなっていて、走りがどんどん楽しくなっていきました。

スポーツツアラーの真骨頂

動画の中の「攻めるっていうよりかは、ラップを重ねたくなるような気持ち良さ」という言葉。

いや〜このバイク、本当に乗りやすいんです!(普通のことを言う…)
この普通の言葉こそが、このバイクの真骨頂です。

SPA直入で50秒台を記録|ツアラーの常識を超えた瞬間

周回を重ねるごとに、このバイクの乗り味の気持ちよさが高まったころ、目標だった結果が出ました。
最初は様子見の54秒台。そこからマシンの挙動を理解し、52秒台へ。
そしてもう一踏ん張りして記録されたのは「50秒981」。

バッチリ狙った通りの走りができました。
それでもバイク自体にまだ余力があると感じさせる走行性能でした。

SPA直入は比較的コンパクトでテクニカルなコースです。
単にパワーがあるだけではタイムは出せません。
「曲がる・止まる」という基本性能のバランスが大事です。

Ninja 1100SX SEが、スポーツ性能までも兼ね備えたバランスの良いバイクだということを、身をもって体験しました。

総評|Ninja 1100SX SEがもたらす妥協なきバイクライフ

今回のサーキットテストを通じて、私が感じたNinja 1100SX SEというバイクの正体をお伝えします。

ツーリングとサーキットを1台で楽しめる贅沢な存在

普段はパニアケースを付けて快適にツーリング。
ひとたびパニアケースを外してサーキットに持ち込めば、ツアラーの枠を超えた走りを見せてくれる。
それでいてクールダウンしてペースを落とせば、またスッと快適なツアラーに戻る。

この切り替えの幅こそ、Ninja 1100SX SEのいちばんの魅力だと実感しました。

遊び心満載なライダーへの最適解

「サーキット走行に興味はあるけど、SSの前傾姿勢はきつい…」
「一台でツーリングもスポーツ走行も全部楽しみたい」

そんな想いを持つライダーにとって、Ninja 1100SX SEは間違いなく最適解の一つです。
無理のないポジションで、最新の電子制御と足回りに守られながら、安全に速く走る楽しみを味わうことができます。

また、強面のLEDヘッドライトは、カワサキ1番の明るさを誇り、
夜間走行も安心してNinja1100SXに委ねることができます。

カワサキプラザ福岡東では 車種ごとの「本来の楽しさ」を追求しています

前回の動画で走りを披露したZ900RSの他に、人気車種のNinja ZX-6RやW800など、まったくキャラクターの異なるバイクたちも検証しています。

カワサキプラザ福岡東では、それぞれのバイクが持つ「本来のポテンシャル」を引き出し、お客様にその楽しみ方をご提案するために、こうしてスタッフ自らが様々なシチュエーションでテストを行っています。

動画を見て気になった方は、ぜひ店頭まで遊びに来てください。
今回の走行の裏話や、あなたにぴったりの一台を見つけるお手伝いをさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
まだ動画をご覧になっていない方は、ぜひページ上部のリンクから再生してみてください。

排気音、風切り音、そして50秒台を叩き出す瞬間の高揚感を、映像と音で体感していただけたら嬉しいです!

最後に一言…
Ninja 1100SX SE、めちゃくちゃ速くて、めちゃくちゃ楽しいです。スタッフである私も欲しくなってます(笑)

それではまた!

※サーキット走行は日頃からの入念な装備・準備・ルールを遵守のうえ、安全最優先で行っています。

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